山のぼり 2017 春

 ワーク衡業 登下山部は平成19年より活動を開始し

おかげさまで今年で10年目となりました。

2017年 今年最初の活動は、初夏に控えた本格的な入山を前に

部員が一人でウォーミングアップに尾瀬に行ってまいりました。

雪の隙間から顔を出す水芭蕉

沼あり滝ありの自然豊かな尾瀬。

普段は穏やかな静寂に包まれて

いますが、2大名物の水芭蕉とニッコウ

キスゲがピークとなるこの時期は、

老若男女がたくさん訪れ

にぎやかになります。

尾瀬ブームが到来した1960年頃は、

湿原は踏み荒らされ荒廃し、環境危機

に直面したことがありました。

その後、熱心な自然保護活動により、

再び美しい緑が回復。 この活動こそが

今ある日本の環境保護活動の先駆け

になっていると言われています。

夏が来れば思い出す～

の歌でおなじみの水芭蕉。

  歳時記で登場してから夏の季語と

なった水芭蕉は、水のたまる地形や

噴火跡からできる湿地など

水分の多い場所に生息します。

実際に花が咲き始めるのは

5月下旬頃から。

今が最高に美しい時です^^

葉にはシュウ酸カルシュウムが

多く含まれているので、皮膚に付着

すると水ぶくれになることがあります。

安易にさわってはいけません

「水芭蕉と言えば尾瀬」と

言っても過言ではありません

 存在感のある姿。可憐です

早朝から歩き続けたＴちゃん。

おなかもペコペコです。

山小屋「鳩待峠休憩所」で

腹ごしらえをしましょう。

今日は日帰りプランなので、

おなかがいっぱいになった

ところで活動終了です。

お疲れ様でした。

自宅まで気を付けて帰ってね

<山のぼり 2017 春 おしまい>