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山のぼり 2017 初夏

ワーク衡業登下山部  2017年 初夏の活動
 
今回挑むのは南アルプス
甲斐駒ケ岳 (かいこまがたけ) を目指します
 
甲斐駒ケ岳は山梨県北杜市と長野県伊那市にまたがる標高2,967mの山、
日本アルプス屈指の名峰です。 
 

登山部伊那 201706_001

 「~駒ケ岳」と称する独立した山は全国に18ありますが

その中でも甲斐駒ケ岳が最高峰!

(第2位の木曽駒ケ岳がこれに続きます)

 

さぁ それでは ワーク衡業の山男たち、2泊3日の登山計画でいざ入山っ!


 

登山部 甲斐駒ケ岳 map (10)
まずはマイカーで仙流荘まで。 そこで朝食を取り、バスに乗って登山口の北沢峠に向かいます

 登山部 甲斐駒ケ岳 20170619 (2) 登山部 甲斐駒ケ岳 20170619 (1)   登山部 甲斐駒ケ岳 20170619 (3)

スタミナ満点の朝ごはん

仙流荘で車を3日間預けて  登山口の「北沢峠」までバス移動します
  
登山部 甲斐駒ケ岳 20170619 (5) 登山部 甲斐駒ケ岳 20170619 (6)  登山部 甲斐駒ケ岳 20170619 (7)
 いよいよ北沢峠から入山  am11:00  さぁ出発  まずは長衛小屋を目指します

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  パンパン!すでにこの標高  梅雨で心配された天気もこの通りです 長衛小屋に到着。 先にテントを張ります
     
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 荷物が軽くなったところで 「小仙丈ケ岳」を目指します  約2時間ほど歩きました pm2:10

 
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 登山部 甲斐駒ケ岳 20170619 (15)

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山頂付近は岩がゴロゴロ。 岩塊斜面(がんかいしゃめん)と呼ばれ、

なんと氷河時代に作られた岩たちです。 寒い寒い時代、大きな岩石に

水分が入り込み 凍結と融解を繰り返して大量の巨礫が生み出されたそう

 登山部 甲斐駒ケ岳 20170619 (16)

6月ですがまだ残雪が


登山部 甲斐駒ケ岳 20170619 (18)

  標高2,86mの「小仙丈ケ岳」→こせんじょうがたけ と読みます。

pm3:00 山頂到着! 

登山部 甲斐駒ケ岳 20170619 (17)
登山部 甲斐駒ケ岳 20170619 (20)
 

登山部 甲斐駒ケ岳 map (12)

 

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登山部 甲斐駒ケ岳 20170619 (25) 

 pm5:00 長衛小屋まで戻りました  まずはビールでカンパイ  今日はテント泊。自炊自炊
     
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 山男の食事はいつ見てもおいしそう お皿を使わない食事。ワイルドすぎる (いえ。 またこぼしちゃったみたい)
  
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 日没の気配が  あっという間に真っ暗!  ペットボトルのランプも大活躍

 
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2日目の朝 am4:11 おはようございます とっても澄んでいます am5:20 出発
 
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   静寂の中にゆっくりと朝日が差し込んで来ました。  山は神々しい光に包まれ、鳥のさえずりが今にも聞こえてきそう

登山部 甲斐駒ケ岳 20170620 (14)

登山部 甲斐駒ケ岳 20170620 (11)

am6:43 仙水峠

朝。 太陽でだんだんと温まった台地から 靄(もや)が生まれます

あ!ホシガラス発見
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登山部 甲斐駒ケ岳 map (13)


 
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 岩に咲く花たち なんとも力強い   足元の黄色。 見えるかな→  (拡大) キバナノコマノツメです
  
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よいしょ よいしょ am8:30 「駒津峰」標高2,750m 到着です

登山部 甲斐駒ケ岳 map (14)

  
登山部 甲斐駒ケ岳 20170620 (25)   登山部 甲斐駒ケ岳 20170620 (26)
時計には山の地図が。 ハイテク~   標高までわかっちゃう! ベンリ~

 

登山部 甲斐駒ケ岳 20170620 (30)

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登山部 甲斐駒ケ岳 20170620 (29)
 登り続けること およそ3時間  バンザイ姿のTちゃんがどこかに
  
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 さらに山頂を目指します (まるで崖!)  岩に咲く花が元気をくれます  気を付けて

登山部 甲斐駒ケ岳 20170620 (33)

六方岩(ろくまんごく)はダイナミックな六面岩

登山部 甲斐駒ケ岳 20170620 (36)

 

登山部 甲斐駒ケ岳 20170620 (35)

   

登山部 甲斐駒ケ岳 map (15)


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 山頂に祭られる「摩利支天」は勝利や護身を司る女神だそう。

古くからここが信仰登山の山であったことがわかります

ついに到着!  甲斐駒ケ岳 標高2,9671m 

 


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 雪と見間違うほど山肌が白いのが甲斐駒ケ岳の特徴です 今までのご苦労も、この景色で吹き飛びます
 
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 しばしまったり am11:30 ランチタイムにしましょう  朝食から7時間。お腹もペコペコ

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登山部 甲斐駒ケ岳 20170620 (51)a 登山部 甲斐駒ケ岳 20170620 (52)a
1500万年前隆起してできた山。海底プランクトンが地層に  地殻変動で今も年間4mm高くなっているそう

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 下山とともに変化する植物 15:08 出発から10時間半です   湿地に生息する植物たち 

登山部 甲斐駒ケ岳 20170620 (57)  登山部 甲斐駒ケ岳 20170620 (57) 1 登山部 甲斐駒ケ岳 20170620 (57) 2 
 沢が見えてくると安堵感が湧きます  豊富な苔がとっても美しい 地殻変動の歴史が刻まれた岩 
 
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 今夜の宿 長衛小屋に無事着きました この一杯で生きかえっちゃう(笑)  今晩のメニューはこちら
 
登山部 甲斐駒ケ岳 20170620 (59)  

昨日は長衛小屋の幕営エリアにてテント泊でしたが、

2日目の夜は長衛小屋の山小屋にて宿泊。

それにしても食事とベットを提供してもらえるのは

本当にありがたいことです。

普段の生活で当たり前に感じてしまいつつある事すべてに

感謝の気持ちが改めて湧いてきます。

 

2日目は疲労もかなりたまってきた頃ですので

今日はベッドでゆっくり休んでください。お疲れ様でした。

(この日は夜から雨が降り出し、テント泊ではなくて

山小屋で寝られたことにさらなる感謝 となりました)


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登山部 甲斐駒ケ岳 20170621 (6)

 am5:40 おはようございます

この日は東京でも豪雨。雨は大丈夫かな

あぁ やっぱり大粒です・・・ 

最終日は「栗沢山」まで一登りし東京に帰る予定でいましたが、この大雨で登山を諦めました。

残念ではありますが安全第一! 無理をしないその決断が登山には大事です。

 

登山部 甲斐駒ケ岳 map (16)

 

ここ長衛小屋からバス乗り場のある「北沢峠」まで歩き、そこからam7:20のバスに乗ります。

 

登山部 甲斐駒ケ岳 20170621 (7)    登山部 甲斐駒ケ岳 20170621 (4)

登山をしなければ雨の山は、うっとりするほど神秘的

 

バス停のある「北沢峠」まで 雨の中20分ほど歩きます

 

登山部 甲斐駒ケ岳 map (9)

登山部 甲斐駒ケ岳 20170621 (3)

登山部 甲斐駒ケ岳 20170621 (5)

ガーン! 今日はam7:20のバスが来ない

「 ・ ・ ・ 。」

早起きしたのに2時間以上のバス待ち

登山部 甲斐駒ケ岳 20170621 (10) 登山部 甲斐駒ケ岳 20170621 (9) 登山部 甲斐駒ケ岳 20170621 (8)

次にやって来たam10:00のバスに

乗りようやく「仙流荘」に到着

さぁ お昼ご飯ですよ。

山での最後のお食事です

山でカレーは飲み物ではありません。

ゆっくり味わいます^^

     

仙流荘に駐車していたマイカーを

ピックアップして東京へ。

途中温泉によって疲れを癒します。

 

久しぶりの入浴はさぞかし極楽

だったことでしょう。

 

皆さん無事の下山に何よりです。

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登山部 甲斐駒ケ岳 20170621 (11)

 登山部 甲斐駒ケ岳 20170620 (59)白  お風呂上がりのコレもサイコー! お疲れ様でした
 
<山のぼり 2017 初夏 おしまい>

2017年07月26日