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山のぼり 2012 秋

山

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    北 岳 間 ノ 岳 三 峰 岳
     - KITA DAKE -  - AINO DAKE -  - MITSUMINE DAKE -
 
今回挑むのは、山梨県に位置する南アルプス
標高3,192mの北岳は、富士山に次ぐ日本第2位の高峰です。
 
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古生層(5億7500万年~2億4700万年前の地層)が風化・浸食して
形成された「堆積岩」 から成る山なので、足元はゴツゴツ。
足腰にかなり堪える健脚自慢の登山になりそうです。

体力には自信のある男気一杯の登山部の皆さんと一緒に
3日間かけての北岳登山を楽しみましょう!


今回の登山コースはこちら↓
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必ず事前にコースプランを立て、緻密に登山ペースを計算してから出発します。
 

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ルート 「A広河原から → B北岳山荘へ」
 

自然保護のため、一般登山者が車で乗り入れられるのは、
登山口から少々離れた 「夜叉神峠」 まで。
登山部一行は、その手前の「芦安駐車場」に車を停めます。

芦安駐車場から、登山口の(A)広河原までは、
"乗合タクシー" or "市営バス" が運行しています。
(登山部一行は 乗合タクシーで移動しました) 

 

 

 

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登山出発点 (A) 広河原 に到着

 

 

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出発前に帰りのバスの時刻をチェック
(山のバスですから逃したらタイヘン)笑

 

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さぁ、ここから3日間山に入ります

 

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ふもとから仰ぐ景色。 いい季節です

 

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早起きした身体に太陽をたくさん浴びましょう

 

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吊り橋から自分たちの影が見えました

 

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本日の目的地北岳山荘に15:30到着を目指しましょう

 

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道中の苔にも愛情たっぷり

 

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2時間ほど登ると、雲がこんなに近くに

 

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自然の美しさと厳しさが。 大きな岩は上から転がって来たのかな

 

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険しくハードな道中でも山草に心惹かれます

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ここにも可愛いのが


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あ。 こんなところにも (*^-^*)

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入山から3時間登り詰め、お楽しみのランチタイムです♪

 

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山男のゴハン。とっても美味しそ~

 

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エネルギー補充したところで また登る  登る  登る

 

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さらに数時間。 …かなりの斜面を登ってきました

 

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 風景はガラっと険しくなり、あたりにはモヤが立ち込めます
(どちらが上か下か、あるいは右なのか左なのか)

 

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 ゴツゴツした堆積岩が脚の負担に拍車をかけます
疲労度も MAX ダヨー!

 


<(目的の北岳山荘まで、あと2時間半チョット!)

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あちら側は険しい崖

 

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荒々しい岩肌の冷たい景色の中に鮮やかな紅葉。 元気をもらいます

 

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よいしょ よいしょ  両手両足、もう全身を使ってよじ登ります

 

 

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それにしても恐ろしい風景です・・・
岩の陰から魔物が出てきそう (@@;)

 

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木のハシゴ。見るだけで足がすくみます
( Let's click the photo. )

 

 

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 15:45 ほぼ予定時刻に 目的地(B)の北岳山荘に到着!
初日はここで夜を迎えます。お疲れ様でした
(明日に備えてゆっくり休んで下さいね)

 


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ルート 「B北岳山荘から → C両俣小屋へ」

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 翌朝5:30 山荘でしっかり朝食を取り出発
( 部屋から富士山が見えました。)

 

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振り返ると、早くも滞在していた山荘が小さく見えます

 

 

 

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木の実をくわえるホシガラスをパチリ

 

(ホシガラスは日本では四国以北の高山帯に生息。
身体に星をちりばめたような模様からホシガラスと呼ばれるそう)

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 ついに北岳山頂に到着!

 

 

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3,193mの北岳山頂
見渡す限り 空しか見えませんよ。 なんてダイナミック!

 

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お天気にも恵まれ、とっても気持ち良さそう
ポーズも決まっています
 

 

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健康な身体で元気に無事に山頂までこれたことに感謝

 

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山頂下り、中白根山に向かいます

 

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振り返ると、さっきまで自分たちがいた北岳の山頂が見えます

 

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雲は眼下に。 3,000m級登山の醍醐味です

 

 

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 標高3,055m 中白根山の山頂に到達

 

 

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雲の中に物資を運ぶヘリコプターが見えました
飛ぶヘリコプターを、さらに上から撮影するのも貴重な体験です
 

 

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 「間ノ岳」 に向かいます。 しかしものすごい急斜面

 

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さらに1時間歩みを進めます。空の色の変化で
高度がさらに高くなったのがわかります
 

 

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標高3,189m 間ノ岳(あいのだけ)山頂に到着です

 

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 三角点の "あいのだけ"は 漢字が 「相ノ岳」 になっています

 「間ノ岳」 と 「相ノ岳」   漢字違いに何か歴史があるのかな

 

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 山頂にてタイマーで記念写真を取ろうとしたら
右の人、定位置に戻る前にシャッター切れちゃった

 

 

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タイマーは止めて お互いで撮り合うことにしたようです(笑)

 

 

 

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そして一行は次の山頂 「三峰岳」を目指します
下りもかなりの急斜面ですね

 

 

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両手・両足・全身を使って移動
山の険しさが伝わります

 

 

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出発から約5時間。 標高2,999m 三峰岳山頂へ到着
 

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後半戦に備えて、しばしここで休みましょう

 

 

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モヤが立ち込める中、それぞれ自炊し昼食タイム

 

 

 

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濃い霧がうっすら晴れてきた時には
稀にライチョウを目にすることがあります

 

 
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警戒心の強いライチョウが人前に現れることは大変珍しく

登山部メンバーもテンションが上がります!

とってもいいことが起こりそうな予感 (*^-^*)~♪
 

 

 16:00過ぎ 両俣小屋に到着!2日目はここで夜を迎えます。

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当初の予定到着時間は15:00。1時間オーバーで到着したため
小屋のおかみさんから 「遅-いっ!」 とカミナリが落ちました

 

山小屋での落雷。 山の天気は変わりやすいので要注意

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 カミナリのせいでションボリしている訳ではありません
手元の地図で明日の登山プランを再確認しているところです
体調を整え、明日最終日も頑張って下さい

 

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ルート 「C両俣小屋から → D野呂川出合へ」    D野呂川から A広河原へ 戻ります。
 

 

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翌朝、野呂川出合に向かう途中の渓流でイワナ釣り

 

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 釣れた 釣れた!イワナちゃん。 お昼のおかず GET

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じゃんじゃん釣れました。 下処理の手さばきも見事です!

 

 

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でも、自分たちのお腹を満たすだけの量をありがたく頂き
他のイワナたちを逃がします。 ワーク衡業の精神ですね

 

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枝を拾い集め火を起こします。
登山部のみなさんは手慣れていますね!頼もしい限り

 

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焼き方も上手いですよ (感動!)

 

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いよいよ実食

 

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自然の恵みに 感謝、感謝

 

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メインはパスタかな? 山の男は何でもこなします

 

 

 

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この写真、よーくみると とっても可笑しい!!
岩の上からお皿に盛りつけています
(…こぼしちゃったみたい。 でも食べちゃう。ワイルドだから)

 

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お腹もいっぱいになったところで、元気に帰りましょう

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あ。帰りのバスに間に合うかな

 

その後、登山部一行は野呂川出合に無事下山
そこから広河原行のバスに乗れました
きっとクタクタになってしまったのでしょうね
写真がありません(笑)

車で東京に戻る途中、一行は日帰り温泉に寄り
ゆったりと疲れを流しました
3日ぶりのお風呂です
さぞかし気持ちよかったことでしょう

不便に身を置いてこそ知る感謝の日々
これぞまさしくワーク衡業の精神です

登山部のみなさん お疲れ様でした!

 
さて、次の登山はどこですか? ^-^

<山のぼり 2012 秋 おしまい>

2012年10月10日